第319章:届いたハンドル

「エミリー、あなたがスミスさんのことを好きで、しつこく付きまとってるって聞いたわ。でも、今回エメラルド・シティから戻ったら、ダニエルはゾーイと婚約する運命なの。あなたはエメラルド・シティにはいないし、デイ家のことだって、あなたには大して関係ない。結局、あなたが手に入れるものなんて何もないのよ。そこまで分かってて、悔しくないの?」

カリスタは視線をせわしなく泳がせ、別の角度からエミリーを攻め始めた。

エミリーは驚いた顔をした。「本当? ダニエルはそんなこと、一度も私に言わなかった。あなたの言うことなんて信じない。それに、ダニエルだって認めてないでしょう? たとえ相手がスミスさんでも、ダニエル...

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